夜泣きで寝不足のママへ──私を救った「ジーナ式育児」のススメ

夜泣きに悩むママがジーナ式育児に取り組む様子を描いた、やさしいタッチのイラスト
AKARI

「赤ちゃんって寝てるものじゃないの?」と思っていた私へ

「夜、赤ちゃんが泣き止まない」「寝かしつけてもすぐ起きる」「夜中に何度も授乳でヘトヘト」――
そんな悩み、抱えていませんか?

私もまさにその状態でした。
出産後、赤ちゃんのお世話に追われる毎日。夜泣きがひどく、まともに眠れず、出産の影響で高血圧になった私の体は、限界寸前でした。

「赤ちゃんって授乳以外は寝ているもの」そう思っていた私は、昼も夜も寝かせることしか考えていなかったのです。
でも、ある一冊の本を読んでその考えが覆されました。

【結論】ジーナ式育児で“赤ちゃんにもママにも快眠”が訪れた

その本が、**ジーナ・フォード著『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』**です。

この本で私が最も驚いたのは、

「赤ちゃんにも“起きている時間”が必要」という視点。

授乳以外はずっと寝ていると思っていた赤ちゃん。
でも、昼間ずっと寝ていれば、夜に起きてしまうのは当然なんです。
昼間に適切な“活動時間”を持たせることで、赤ちゃんの生活リズムは整い、夜もぐっすり眠れるようになる――。
これがジーナ式育児の大きな柱のひとつです。

この理論を知ったとき、まさに目からうろこでした。

ジーナ式育児とは? ── 生活リズムを整えて、親子の睡眠を守るメソッド

ジーナ式とは?

イギリスの元ナニー(乳母)であるジーナ・フォードさんが考案した育児法で、
最大の特徴は「時間に基づいたスケジュール管理」です。

授乳・昼寝・就寝・起床など、赤ちゃんの1日のすべての行動を決まった時間で構成します。


ジーナ式の育児スケジュール例(生後2〜4週目)

時間帯内容
7:00起床・授乳
9:00〜10:00朝寝
10:00授乳
12:00〜14:00昼寝
14:00授乳
16:00〜17:00夕寝(短め)
17:00~18:30授乳・お風呂・授乳
19:00就寝
22:30授乳または搾乳(寝る前)
深夜1回授乳(次第になくなります)

ポイントは、ただ寝かせるのではなく、

  • 活動する時間(起こしておく時間)
  • 昼寝と夜寝のバランス
  • 授乳時間の計画的な調整

これらを赤ちゃんの発達段階に合わせて調整する点にあります。


ジーナ式のメリットと、私の実感した変化

実際に取り入れてみて…

最初はスケジュール通りに進めるのが大変でした。時間管理も大ざっぱな私は、時計とにらめっこする毎日。
でも、1週間ほどで赤ちゃんにリズムができてくると、一気に楽になりました。

私が感じた変化は次のとおりです。

✅ 実感した効果

  • 赤ちゃんが夜に泣かずに眠れるようになった
  • 昼間に活動時間があるので、夜によく寝る
  • 授乳時間が決まっているので、母乳やミルクのリズムも安定
  • まとまった睡眠がとれるようになり、私の高血圧も改善傾向に
  • ベビーカーでお昼寝中に、外でランチを楽しめる余裕もできた

「ママの快眠=赤ちゃんの安心」ジーナ式はその土台になる

ジーナ式というと、「スパルタ育児じゃないの?」「かわいそう」と言われることもあります。
でも、私が実感したのはその逆でした。

スケジュールに合わせた生活は、
赤ちゃんにとっても「先が読める」「予測できる」生活になり、安心して泣く回数も減っていったのです。

無理にすべてを完璧にこなす必要はありません。
私も“ゆるジーナ式”から始め、慣れてきたところでしっかり実践していきました。


まとめ:赤ちゃんの快眠は、ママの健康と笑顔のために

育児に「正解」はありません。でも、**“赤ちゃんが夜寝ないのは仕方がない”**とあきらめているなら、ジーナ式を知ってほしいのです。

  • 赤ちゃんにも「起きている時間」が必要
  • 昼夜のリズムは「生活リズムを整えること」で自然に整う
  • ママも一緒に睡眠を取り戻し、笑顔になれる

次回は、実際にジーナ式をどのように生活に取り入れたか、私のリアル体験談をお伝えします。

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